2025/9/18
旅行大好き、 39歳シングルマザーのYURIEです。
「ちびっ子連れでヨーロッパなんて無理!」 そう思っていませんか? 私もそう思っていました(笑)。
でも、2025年の9月。 思い切って行ってきました、地中海クルーズ10日間の旅!
メンバーは、私と娘(5歳)・息子(2歳)。 そして仲良しのママ友家族(ママ・5歳・2歳女子)の計6名。
そう、大人2人に対して幼児4人という、カオス確定の珍道中です。
今回は、羽田空港を出発し、14時間を超えるフライトを経てローマへ到着するまでの「渡航編」をお届けします。
- 2歳児と15時間のフライトは耐えられる?
- ローマ空港到着後の移動はどうする?
- 深夜到着でも安心なホテルは?
これから子連れ海外を狙っているママたちへ、リアルな体験談をシェアします!
今回の旅のスケジュールとメンバー紹介
まずは、今回の無謀かつ最高の旅のメンバーと日程をご紹介します。
旅のメンバー:大人2人・子供4人
- YURIE家:39歳ママ、長女(5歳)、長男(2歳)
- お友達家族:ママ、長女(5歳)、次女(2歳)
子供たちの年齢構成が全く同じ! そしてママ同士も気を使わない仲。 これが今回の旅の成功の鍵でした。
10日間のざっくりスケジュール
今回のメインは、MSCディヴィーナ(MSC Divina)で巡る東地中海クルーズです。
【出発前の準備】予約方法・体調管理・スマホ通信を徹底解説
子連れ海外旅行、しかもクルーズとなると、準備することが山積みです!
「航空券はどうする?」「前泊は必要?」「現地での移動は?」 そんな私の悩みを解決してくれた予約方法と、出発前にやっておいて良かった「体調管理」&「スマホ通信」についてシェアします。
1. 旅行予約は「旅チャット」に丸投げ相談!
今回の旅行、私は「旅チャット」さんという経験豊富な旅のプロがサポートしてくれる旅行サイトを使って手配しました。
シングルマザーで仕事に育児に追われる毎日。
旅行会社のお店のカウンターに何時間も座ったり、電話で長く話したりするのはハードルが高いですよね。
チャットなら、子供が寝た後や仕事の休憩時間に相談できるので本当に助かりました。
◇私が相談したことリスト
- スケジュールの組み方:前泊(出発前日にホテルに泊まること)は必要なのか?
- 航路:私たちが行きたい地域が入っているのか
- フライト調整:飛行機の時間は子供に負担がない時間にできるか?
- 移動手段:空港からクルーズ船までの送迎バス手配。
- 現地オプション:寄港地での観光ツアー申し込み。
- ネット環境:Wi-Fiの種類が多く何がいいのか。
- ベビーカー事情:船内や移動先でベビーカーはどこまで使えるのか?
- ドレスコード:どのような雰囲気なのか
特に「ベビーカー移動」については、事前にプロに確認できたことで、安心してベビーカーを持っていく決断ができました。
2. 最優先ミッション!「免疫ケア」で体調を整える
どれだけ準備を完璧にしても、子供(または自分)が熱を出したら全て水の泡……。
なので、今回一番力を入れたのは「家族全員、健康で出発当日の朝を迎えること」でした。
旅行の2週間前から、我が家では「免疫ケア強化週間」をスタート!
YURIE家のルール
免疫ケアをサポートするドリンク(ヨーグルトドリンク系)を大量に買い込み、家族全員で毎日飲む!
これを徹底したおかげか、季節の変わり目でしたが、誰も体調を崩すことなく元気に出発できました。
「神頼み」ならぬ「免疫ケア頼み」、おすすめです!
3. 海外でのスマホは「eSIM」が安くて便利すぎた
海外でのネット環境、みなさんはWi-Fiルーターをレンタルしていますか?
私は今回、ルーターではなく「eSIM(イーシム)」を使いました。これが大正解!
子連れだと、重たいWi-Fiルーターを持ち歩くのも、充電管理をするのも負担になりますよね。
eSIMならスマホの設定だけで完了します。
私が購入したプラン
- 期間:15日間(船の移動も含めて長めに)
- 容量:12GB
- 価格:約1,550円
「15日で1500円ちょっと」って、すごく安くないですか!?
船内(海上)では使えませんが、寄港地に降りた時や前泊・後泊のホテル周辺で使う分には、12GBで全く問題ありませんでした。
地図を見たり、LINEをしたり、インスタを上げたりしても十分足りましたよ。
4.【出発前の必須事項】船内アプリ「MSC for Me」は日本でDLすべし!
船内アプリの「MSC for Me」を事前ダウンロード!!
船内マップが見れる
- 「今の場所はどこ?」「一番近いトイレ(オムツ台)は?」が手元ですぐ分かります。ベビーカーで迷子になると体力を消耗するので、これは助かる!
デイリープログラム(船内新聞)の確認
- 「今日のショーは何時から?」「キッズクラブの予定は?」をスマホでチェック。紙の新聞を持ち歩く必要がないので荷物が減ります。
利用明細のチェック
- 今どれくらいお金を使ったかがリアルタイムで分かります。使いすぎ防止に◎。
チャット機能(※)
- インターネットプランを購入していなくても、アプリを入れている人同士なら船内チャットが使えます(※船によっては無料、または少額の手数料の場合あり)。別行動している家族との連絡に便利!
いざ出発!羽田空港でのドタバタ準備
出発当日の朝はメンテナンスから
9月18日(木)
8:30 出発の朝。
なんと私はマツエクサロンにいました(笑)。
これから10日間、スッピンで過ごす時間も増えるクルーズ旅行。
ママの準備としてマツエクは必須です!
9:15に施術が終わり、空港へ直行!
子供たちのテンションはすでにMAXですが、親は「パスポート持った?」「オムツ足りる?」と冷や汗ダラダラです。
羽田空港第3ターミナルへ
9:45 羽田空港到着
今回は羽田発着のITAエアウェイズ(AZ793便)を利用します。
都心から近い羽田発のヨーロッパ便は、子連れには本当にありがたい!
まずは両替を済ませます。 SBJ銀行でユーロへ両替。
手元に25ユーロ(4,502円)ほど用意しました。
クルーズ船内はカード決済が基本ですが、チップやちょっとした買い物用に少し現金があると安心です。

そして大事なのが、子供たちの体力消耗作戦!
羽田空港第3ターミナルにはキッズスペースがあります。
これから14時間45分も飛行機に乗るため、ここで目一杯体を動かしておいてもらいました。
遊ばせる場所があるのは本当に助かります。

恐怖の14時間45分!ITAエアウェイズ搭乗記
12:45 羽田発
さあ、ここからが正念場。
ローマ・フィウミチーノ空港までの所要時間は、なんと14時間45分。
「2歳児が14時間もおとなしく座っていられるのか問題」。
これに関しては、全世界のママが抱える不安だと思います。
3列シートの課金は正義
今回から、2歳の長男も座席が必要になります(幼児料金)。
お金はかかりますが、結果として3列シートを私・長女・長男の3人で使うことができました。
これは本当に大きかった!
これまでは膝の上に乗せて耐えていましたが、1席あるだけで快適さが段違い。
「膝の上に子供を乗せなくて良い」というだけで、ストレスから解放されます。
長時間のフライトこそ、座席確保は重要ですね。

機内での子供たちの様子
ITAエアウェイズのブルーの機体に乗り込みます。
離陸してしまえば、そこはもう逃げ場のない空の上。
- 5歳チーム: モニターでアニメを見たり、お絵かきをしたり、比較的お利口さん。 機内エンタメで『モアナと伝説の海2』などがやっていたので、飽きずに楽しんでいました。
- 2歳チーム: ここが大変! シールブック、新しいおもちゃ、おやつ…持てる全ての武器を駆使して戦いました(笑)。
機内は冷房が強くて寒かったです。
子供たちには日本から着てきたウルトラライトダウンを着せて寝かせました。
夏場の旅行でも、機内用の防寒着は必須アイテムです。

機内食はお持ち帰り作戦
14:50頃、最初の機内食が登場。
せっかくなのでイタリアのビールも頼んで乾杯!
その後、21:00頃には軽食(サンドイッチ)が出ました。
ただ、動いていないのでお腹がいっぱい…。
この軽食は「明日の朝食用」として、開封せずにカバンにキープしました。
翌朝のホテルでの朝ごはんにちょうど良かったので、食べきれない時は持ち帰るのがおすすめです。



20:30|ローマ・フィウミチーノ空港到着!
長い長いフライトを終え、ようやくイタリアの地へ!
現地時間は20:30ですが、日本時間ではド深夜。
子供たちは時差ボケと疲れで限界ギリギリです。
ここからホテルまでの移動、どうするか迷いますよね? タクシー?バス?
いえいえ、子連れ深夜到着の最適解は「徒歩」です。
空港からホテルへの神導線
今回予約したのは、空港敷地内にある「ヒルトン ローマ エアポート (Hilton Rome Airport)」
到着ロビーに出ると、すぐに「Hilton Rome Airport」という案内表示が見つかります。
この表示に従って進むだけ。
21:30 移動開始
屋根付きの「動く歩道」がずっと続いているので、ベビーカーを押しながらでも楽々!
外に出る必要がないので、治安の面でも安心ですし、何より迷子になる心配がありません。
子供たちが「抱っこ〜!」となっても、動く歩道があればなんとか耐えられます。


【22:00】ヒルトン ローマ エアポートにチェックイン

住所:Via Arturo Ferrarin 2, Fiumicino
空港から歩くこと約10〜15分。 ホテルのロビーに到着しました。
このホテルを選んだ理由はただ一つ。
「深夜到着でタクシー移動するより、徒歩で着ける方が早い&楽だから」です。
そして何より、翌日のクルーズ送迎バスまでの体力を温存するため。
明日の午前中には、クルーズ船が出る「チヴィタヴェッキア港」へ向かう送迎車を予約しています。
ローマ市内のホテルまで移動していたら、子供たちの睡眠時間が削られてしまう…。
ここは多少コストがかかっても、空港直結ホテルにして大正解でした。
宿泊税とデポジット
チェックイン時に、宿泊税(City Tax)として6ユーロを支払いました。
また、クレジットカードでデポジット(預かり金)の処理をしますが、部屋の中で有料サービスを使わなければ、後日チャージ料は戻ってくる仕組みです。
お部屋の様子とトラブル発生
お部屋は広々としたツインルーム。
日本のビジネスホテルとは違い、スーツケースを2つ広げても余裕があります。
- ベッド:シングル2台 + 簡易ベッド1台 簡易ベッドとシングルをくっつけて、私と長男で就寝。 長女は贅沢に1人でシングルを使いました。
- バスルーム: ユニットバスタイプですが、シャワーだけでなくバスタブ付き! トイレも一緒ですが広さは十分です。
- アメニティ: シャンプー、コンディショナー、シャワージェルに加え、洗面所にはボディーローションとハンドソープも完備。



【ここでトラブル発生!】
コンセントの形状が「3つ穴タイプ(Lタイプ)」しかありませんでした。
日本から持ってきたUSB充電器がそのままでは刺さらない…! 変換プラグを持ってこなかった・・・。


幸い、お友達ママが変換プラグを持っていたので借りることができ、無事に充電できました。
イタリアのホテルはUSBポートがない場合も多いので、変換プラグは手荷物に入れておくべきでした(反省)。
日本を出発してから約20時間以上。
ようやくベッドに横になれた瞬間、安堵感でいっぱいになりました。
機内でもたくさん寝ていた子供たちですけども、やはりよく寝れてなかったのか、ホテルについても即、夢の中へ。
YURIEやっっっと、着いたぁ!






1日目まとめ:子連れ長距離フライトを乗り切るコツ
DAY1は移動だけで終わりましたが、ここをどう乗り切るかが旅の勝敗を分けます。
【子連れフライト攻略ポイント】
- 直行便を選ぶ:乗り継ぎの手間とロストバゲージのリスクを回避。羽田発のITAは便利!
- 座席確保はケチらない:2歳以上なら座席購入して3列独占した方が、親の精神衛生上よい。
- 空港直結ホテル:深夜到着なら移動は最小限に。ヒルトンローマは動く歩道で直結で神。
- 変換プラグは手元に:ホテルですぐに充電できるように!
さあ、明日はいよいよ憧れのクルーズ船「MSCディヴィーナ」に乗船です!
あの巨大な船を見た時の子供たちの反応は? そして、ドキドキのチェックイン手続きはどうなる?
次回、【乗船編】へ続きます! お楽しみに!















