2025/9/20
5歳と2歳の子連れで挑む、地中海クルーズ旅行記第3弾!
前回は、最強の部屋「コネクティングルーム」について熱く語りましたが、今回は「船の中で何をして遊ぶの?」という疑問にお答えします。
クルーズ旅行には、寄港地に降りずに一日中船の上で過ごす「終日航海日」があります。
「子供たちが退屈して騒いだらどうしよう…」 なんて心配は無用でした。
むしろ、イベントが多すぎて時間が足りないくらい!
- 泡まみれの「スノーパーティー」って何?
- 毎晩の「ドレスコード」は子供も必要?
プールサイドでのリアルな攻防戦から、夜のパーティーまで。
MSCディヴィーナを遊び尽くした様子をレポートします!
クルーズの朝は「モーニングサービス」からスタート
船での朝は、カーテンを開けると一面の海!
この景色を見るだけで「来てよかった〜」と思えます。
朝食は、メインダイニングでも食べられますが、子連れには断然モーニングサービスがおすすめ。
MSCファンタスティカのモーニングサービスが無料なんです!
さくっと朝ごはんを食べに行こうと、それだけでも子連れだと倍時間かかりますからね。


モーニングサービスの受付表を記入して、ドアノブにかけておくと翌朝届けてくれます。
毎日、お部屋のクリーニングをしてくれるのですが、その時に新しいものがお部屋に置いてあります。
持ってきてくれない時は電話でモーニングサービスの受付票をほしいとお願いすると持ってきてくれます。
14階Calumet Buffet (ビュッフェ)の魅力
- 種類が豊富:パン、フルーツ、ヨーグルト、卵料理、ハム、チーズ…何でもあります。
- すぐに食べられる:待つのが苦手な子供たちには、席に着いてすぐ食べ始められるのが神。
- 絶景:窓側の席を取れば、海を見ながら優雅な朝食タイム。
- 営業時間:24時間営業
うちの子たちは、フルーツに夢中。
お腹が減ったらいつでもオープンしているこちらのブッフェでフルーツをいただくと言う生活を過ごしたので、とても快腸で健康によかったです。
コーヒーなどは24時間いつでも飲めるのですが、ジュースなどは朝食、昼食、夕食の時間帯のみです。
YURIEFREEドリンクの中に牛乳があるのも最高でした!




子供達、大はしゃぎ!船上のプール攻略法
朝食を済ませたら、水着に着替えてプールエリアへ直行! 地中海の太陽は強烈です。
9月後半でしたが、まだまだ泳げる暑さでプール日和でした。
持ち物とタオルのルール
プールを楽しむために、いくつか覚えておきたいポイントがあります。
- タオルは部屋から持参! プール用のタオル(モスグリーン色の大判タオル)は、客室に用意されています。それを部屋から持って行き、空いているサマーベッド(デッキチェア)に敷いて場所を確保するスタイルです。
- 浮き輪・ゴーグルは日本から! 船ではタオルの貸し出しはありますが、浮き輪やゴーグルの貸し出しはありません。 現地調達も難しいので、必ず日本から持参しましょう!
寒くなったら「ジャグジー」へ避難
プールはずっと入っていると体が冷えてきますが、そんな時は温かいジャグジーが大活躍!
すぐ近くにあるので、冷えた体を温めるのに最高です。
長女はこのジャグジーが気に入ったようで、プールよりもジャグジーに入っている時間の方が長いくらいでした(笑)。温泉気分でリラックスできますよ。
【注意点】
プールの水はしょっぱいんです。そう!海水プールです。
船のプールは「海水」を使っているため、かなりしょっぱいです!
子供が勢いよく顔をつけると「からい〜!」と泣いてしまうこともあるので要注意(笑)。
上がった後は、プールサイドにある真水のシャワーでしっかり流してあげましょう。
朝食を済ませたら、水着に着替えてプールエリアへ。
地中海の太陽は強烈! 9月後半ですが、まだまだ泳げる暑さです。






船上イベントに参加!エアロビクス&スノーパーティー


クルーズ船では、毎日どこかでイベントが開催されています。
船内新聞(デイリープログラム)やアプリでスケジュールをチェック!
船の上でエアロビクス(DAY2 10:00)
プールサイドで始まったエアロビクス。
インストラクターの先生に合わせて、乗客みんなで踊ります。
言葉がわからなくても、音楽と動きがあれば関係なし! 子供たちも見よう見まねでダンス。
ママたちも日頃の運動不足を解消すべく、本気で踊りました(笑)。
青空の下で体を動かすのは最高に気持ちいい!


衝撃の泡パ!スノーパーティー(DAY6 11:30)
今回の旅で子供たちが一番興奮したのが、DAY6に開催された「Snow Party(スノーパーティー)」です。
「雪?暑いのに?」 と思っていたら…
大砲から大量の「泡」が発射!!
プールサイドが一瞬にして泡の海になりました。
音楽がガンガンにかかり、大人も子供も泡まみれになって踊り狂います。
- 服装:水着必須!または濡れてもいい服で。
- 子供の反応:最初は呆気にとられていましたが、すぐに泡の中にダイブ!
日本ではなかなか体験できない、海外クルーズならではの「パリピ体験」でした(笑)。
こういう非日常こそ、旅の醍醐味ですよね。






クルーズ船内での楽しいゲーム体験!


MSCクルーズの船内で、無料のゲーム大会が開催されていて、参加しました。
実は私は英語がほとんど分からないのですが、娘が「やりたい!」と目を輝かせたので、思い切って挑戦することに!
驚いたのは、子供も大人も同じ投げる位置からスタートするということ。
これは少し不利かな?と思ったのですが…
なんと娘は、投げたものがすべて的に当たり、スタッフから「Thank you!」と声をかけられていました!
本気で、母親としては一番のご褒美(1等賞)をあげたいくらいです!
娘の集中力と才能に感動した、クルーズ中の素敵な思い出になりました。
MSCクルーズ体験談!言葉の壁を越えた感動の異文化交流


子供達のすごいなと思うところは、言葉が通じなくても、ジェスチャーや相手の表情を見て遊べてしまうところ。
なかなか日本では経験できないので、海外旅行ならではの体験かな。
観光地でやろうとすると防犯セキュリティーの問題もあって不安だけど、クルーズのスタッフさんだったら毎日顔合わせるし安心材料。



子供たちよ、メキメキ成長してくれ!
ランチは焼きたてピザ!デッキでピクニック気分
遊び疲れたら、そのままプールサイドでランチ。
MSCクルーズはイタリア船なので、ピザがとにかく美味しいんです!
ビュッフェから焼きたてのピザやハンバーガー、ポテトを持ってきて、デッキチェアで食べます。
濡れた水着のままでもOKなのが気楽でいいですよね。
「お昼寝の時間だから部屋に戻ろうか〜」 なんて言いつつ、潮風に吹かれていると子供たちはそのままデッキでお昼寝してしまうことも。 (その隙にママはビールタイムです。最高!)
毎晩のお楽しみ! Villa Rossa(ヴィラ・ロッサ)ドレスコード


レストランは時間も席も決まっています。
テーブルの担当も決まっているため、毎日顔を合わすためすごく仲良くなれるんですよね。
子供たちもなついて名前を読んだりしていました。
子供が4人もいるので色々と理解してくれて、サービスはピカイチです!
カジュアルな日は普段着でOK
基本的には「カジュアル」の日が多いです。 ワンピースや、ちょっと綺麗なトップス程度で大丈夫。
私たちはおしゃれをして食べに行くのがなかなか難しかったので、基本的にカジュアルな格好で食事に行くことが多かったです。
毎日同じテーブルなので、周りにいるお客さんも毎日顔合わせをします。
いつも挨拶をする子供たち(長男と同じ年頃)の1人がお誕生日を迎えて、誕生日会をしていたんです。
そのバースデーケーキををおすそ分けしてくれたんです。
私は英語が話せないので、目があったら笑って中学生英語で少し話すレベルです。
そんな最低限のコミニケーションしかとっていないのに、お祝いのときにはおすそ分けをしてくれるなんて気持ちがポカポカしました。
ガラナイト(フォーマルナイト)


DAY2の夜は「ガラ(フォーマル)」の日でした。
船長主催のパーティーなどがあり、みんな少しおしゃれをします。
- ママたち:結婚式のお呼ばれワンピや、華やかなアクセサリーで。
- 子供たち:女の子はプリンセス風のワンピース!男の子は襟付きシャツなど。が、出来ず!笑



持ち物が多くて子供達の服まで用意できずでした。w




大盛り上がりのホワイトナイト(DAY6)


DAY6のテーマは「ホワイト」。
全身白い服を着て楽しみます。
私たちは日本から、白いTシャツやワンピースを持参して合わせました。
会場全体が白一色に染まる景色は圧巻ですよ!
夜も眠らない!ショーとダンスパーティー
ディナーの後は、まだまだ終わりません。
MSCディヴィーナには巨大なシアターがあり、毎晩本格的なショーが開催されます。
参加したショー
- DAY2:ルージュ
- DAY6:マジックショー
- DAY7:サーカス&アクロバット
- DAY8:ビートルズ










言葉がわからなくても楽しめる、歌やダンス、アクロバットが中心。
5歳の娘たちは「すごーい!」と釘付けでした。
22:30 ダンスタイム
ラウンジでは生バンドの演奏やダンスタイムが始まります。
5歳の娘たちは、音楽に合わせて謎のダンスを披露して、周りの欧米人マダムたちにチヤホヤされていました(笑)。
子供が眠くなったら、すぐに部屋(エレベーターで上がるだけ)に戻れるので、限界まで遊べちゃいます。


キッズパーク


船内でやることも多いので、ちょっとしか遊ぶことができませんでしたが、実はキッズパークもあるんです。
写真撮り忘れましたけども、外にはシーソーと滑り台もありました。
なんだかんだ言ってここでも1時間ぐらい遊びました!
船内のイベントが多くて1回しか訪れることができませんでした。笑
まとめ:船の上は巨大なテーマパーク!
終日航海日は「暇かな?」と思っていましたが、とんでもない!
プール、ご飯、パーティー、ショー…と、分刻みのスケジュールで遊び倒しました。
【船内生活を楽しむポイント】
- イベントには積極的に参加!:泡パやエアロビは恥ずかしがらずに飛び込むべし。
- ドレスコードは楽しんだもん勝ち:次回リベンジ案件です。笑
- お昼寝は必須:夜まで遊ぶなら、午後に強制的に休憩タイムを作るべし。
さて、船内生活を満喫したところで、次回はいよいよ寄港地観光へ!
「ミコノス島(ギリシャ)&クシャダス(トルコ)」編をお届けします。
- テンダーボートでの移動は過酷?
- 世界遺産エフェソス遺跡に2歳児と挑む!
- トルコ絨毯とトルコアイスの誘惑
お楽しみに!
















