【ズートピア2】感想!ゲイリーとは?100年前の秘密。【ネタバレ注意】

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ズートピア2

ついに日本でも12/5全国公開

世界ではディズニーアニメーション映画史上最高のオープニング記録を打ち立てた話題作、『ズートピア2』を12/6早速鑑賞してきました!

前作を超えるほどの高評価に、期待値MAXで見に行ったのですが…

結果は「まさか、泣くなんて!」という、心を揺さぶられる感動体験でした。

この記事では、映画『ズートピア2』の「ネタバレあり」の感想と詳細なあらすじを、熱量たっぷりでお届けします。

前作からわずか1週間後の物語。

まだ新米コンビであるジュディ・ホップスとニック・ワイルドの間に生じた「歪み」。

物語の核心である「爬虫類がズートピアから消えた100年前の事件」についても深掘りします。

なぜ爬虫類がいなかったのかという長年の謎が解明される衝撃の事実に、誰もが心を掴まれるはずです。

それでは、ズートピアが持つ新たな感動の秘密、ご紹介します。


目次

史上最高のオープニング記録!『ズートピア2』のあらすじと物語の核心

『ズートピア2』が世界的な大ヒットを記録した背景には、単なる続編ではない、深い物語の核が存在します。

それは、バディであるジュディとニックの「絆」の試練と、ズートピアの隠された歴史における「違い」の受容です。

潜入捜査で試される新米バディの信頼関係

物語は、前作の事件解決からわずか1週間後という新鮮な設定から始まります。

警察官として成長を続けるジュディと、新たに警察官となったニックは、「新米」として先輩に教わらなければならず、自由に捜査ができないという課題を抱えていました。

【ボゴ署長に内緒の捜査】

冒頭事件で犯人逮捕に至るも世間を混乱させてしまった二人は、バディのカウンセラーに相談するシーンも。

しかし、ボゴ署長から指示をされていなかったにも関わらず、「どうしても蛇の捜査をしたい」ジュディは、ボゴ署長に内緒で潜入捜査を敢行します。

この潜入捜査の時、アクシデントによりジュディとニックはZDP(ズートピア警察)に追われる身に

前作で登場したMr.ビッグ(ネズミ)に助けてもらいながら、ZDPから逃走しつつ、手がかりを探して水中で暮らす動物がいる街マーシュ・マーケットへ。

ここでレプタイル・ハングアウト(爬虫類が集まるBAR)を訪れ、爬虫類たちから情報を集めます。

ZDPから匂いで追跡され、また逃げるジュディとニックのハラハラドキドキの展開は、本作の大きな見どころです。

価値観のぶつかり合いと「絆」の崩壊寸前

蛇追跡捜査の途中で、哺乳類だと呼吸ができないと言われたレッドパイプに、ジュディが危険を承知で進入してしまいます。

追いかけるニックが、息ができなくなり意識を失いかけるジュディを間一髪で救出します。

しかし、ジュディは命の危険よりも「手がかりを逃した」ことを優先し、ニックにお礼どころか、それを伝えてしまいます。

この時、二人の間には、些細な、しかし決定的な【ズレ】が生じます。

キャラクター価値観
ジュディ徹底的な捜査と規範を重んじる。
ニック相手の心情や過去に寄り添うことを重視し、何よりもジュディの安全を心配する。

この価値観のぶつかり合いが、二人の間に「歪み」を生み出し、バディとしての信頼関係が試されます。

崖の上のハネムーンロッジに行く途中、ジュディがニックへあげた人参のボイスレコーダーを落として壊れてしまいそれを見てショックを受けたジュディは無言で登っていくシーンは、歪みがピークに達した瞬間です。

またジュディの命懸けの捜査を心配するニックが、ジュディの身体のことを心配して言ったことが、さらに2人の歪みを大きくしてしまいます。

そんな時、ZPDの追っ手が現れ、ニックは捕まってしましす。

ジュディは新キャラクターのゲイリー(蛇)とパウバート(オオヤマネコ)に助けられる展開に。

命を懸けた救出劇と真のバディ誕生

ニックは牢屋でニブルス(ビーバー)と再会し、鍵を作って脱走。

フラッシュ(ナマケモノ)に助けを求め、ジュディの元へ急ぎます。

一方、ジュディは、ズートピア創設者の蛇のおばあちゃんの特許証を探すため、古いウェザーウォールのコントロール室へ。

向かってるタイミングでZDPも追いつき、再び攻防戦のハラハラドキドキの展開となります。

ミルトンリンクスリー(オオヤマネコ)からジュディを殺すように依頼されていたZDPのメンバーが躊躇ったものの、アクシデントで発射してしまい、パウバートに当たりそうになったところをジュディが助けます。絶対絶命のジュディを、フラッシュの赤いスポーツカーが登場し、車のボディで守ることに成功するシーンは胸熱でした!

その後、建物に入り電源をつけ、ゲイリー(蛇)の故郷の灯台に火を灯すことに成功します。

しかし、パウバートとの会話の中で、ジュディが「以前の事件で信用していた人が犯人だった」と話した時、まさかのパウバートがジュディに蛇の毒を注射

パウバートは仲間のフリをして特許証を奪う算段だったのです。

ジュディは最後の力を振り絞って

『ズートピア2』の真髄、「違い」に対するテーマを象徴

ジュディ:「家族と違ってもいいじゃない」

パウバート:「僕は違うことは嫌だ」

毒で動けなくなったジュディを、寒さで動けなくなっていたゲイリーがジュディの体温で復活し、ZDPから守ります。

そして、ニックが命をかけてパウバートが持っていた解毒剤を奪い取り、ジュディに打たれます

解毒されたジュディが見たモニターには、今にでも崩れそうな場所にいるニックの姿が。

ジュディは全力でニックの元へ向かい、崩れ落ちる中でジュディとゲイリーでニックを救出

ここでジュディとニックは、お互いに思っていることを相手に伝えました。

歪みがなくなり、真のバディとしての絆が深まったシーンとなります。

ここからは、ジュディ、ニック、ゲイリー、ニブルスの4人で行動を開始します。


『ズートピア』の長年の謎が解明!爬虫類を追放した100年前の事件

この『ズートピア2』の物語の核となるのが、前作では姿が見えなかった「爬虫類」の存在です。

彼らの存在と、それに伴う歴史の解明は、ズートピアという世界観を根底から揺るがします。

新キャラクター「ゲイリー」が背負う100年の悲劇

新キャラクター

・ゲイリー(蛇)

・パウバート(オオヤマネコ)

・ニブルス(ビーバー)

ゲイリーは、なぜ爬虫類がズートピアにいないのか、その悲しい真実を明らかにします。

それは、100年前のある事件をきっかけに、爬虫類全体がズートピアから追放され、意味嫌われる存在になってしまったという事実でした。

【真実の解明】

事件の概要:

100年前に発生した、蛇が亀を毒牙で襲ったという大きな事件。

実際は、オオヤマネコによる特許を横取りされ、始末されつために蛇は濡れ衣を着せられる。

爬虫類を陥れるための陰謀が裏にあったことが、ジュディたちの捜査で判明します。

当時の世論:

爬虫類が事件に深く関わっていたとされ、恐怖から彼ら全体がズートピアを追放される。

ゲイリーの目的:

この事実を公にし、爬虫類の家族や仲間たちを再びズートピアの住人として迎え入れること。

ゲイリーの行動が示す「誰もが平等に暮らせる世界」の理想

ゲイリーの行動は、単なる復讐や追放された者の悲しみにとどまりません。

彼の願いは、【種族や出自に関わらず、誰もが平等に暮らせるズートピアの実現】です。

【大団円】

その後、特許証を見つけ出し、ZDPのメンバーが捕まえるのではなく、ジュディたちのサポートをして見事、オオヤマネコ一家を捕まえるという展開は、ズートピア全体が多様性を受け入れた感動的な瞬間でした。


SNSでの評判は?『ズートピア2』は前作超えの大傑作!

『ズートピア2』は、単なる続編ではなく、前作のテーマをより深く掘り下げた大傑作として完成されています。

【感動のクライマックス】

物語のクライマックス、この「歪み」を乗り越え、お互いの弱さを受け入れたジュディとニック。

真のバディとして強大な敵に立ち向かうシーンは、まさに圧巻の一言。

感動で涙が止まりませんでした

特に、ニックがジュディのために、そしてジュディがニックのために、

【自分の信条を曲げてでも相手を助けようとする】瞬間の描写は、

前作では見られなかった深い絆と信頼を感じさせました。

  • ジュディとニックの関係性: 「絆」が深まり、お互いの違いを受け入れることができた。

SNSでも、「感動して声が出た」「ニックがただの相棒じゃなくなった」「100年の秘密に鳥肌が立った」といった絶賛の声が溢れており、世界最高記録のオープニング成績も頷けます。


まとめ:『ズートピア2』は大人こそ観るべき感動作

映画『ズートピア2』は、バディの絆と信頼をテーマにしながらも、【誰もが平等に暮らせる世界】という『ズートピア』の根幹にあるテーマを、さらに奥深く描いた作品でした。

特に、ジュディとニックが価値観の違いを乗り越え、真のバディになるまでの対話のプロセスは、私たちの日常の人間関係にも通じるものがあります。

前作を楽しめた方はもちろん、より深いメッセージ性のあるアニメーションを求めている方にも強くおすすめできる作品です。

ぜひ、劇場でこの感動を体験してください!


ズートピア2を見るにあたっての余談

エンドロールまで全部見て、その後にも少しだけ映像があります!

それは、『ズートピア3』への伏線とも取れる意味深なシーン。

気になる部分

◇レプタイル・ハングアウトの亀の甲羅を叩くリズム「雪だるまつくろう

◇レミーのおいしいレストランのレミーらしきネズミ

◇ウィーゼルトンがアナと雪の女王、インディジョーンズ、塔の上のラプンツェルの海賊版DVDを売る

 ウィーゼルトンさんに、素敵な靴を作ってあげるって言ったじゃない?

 Mr.ビックの孫娘のジュディスが不適な笑みを浮かべるシーン

 マフィアの隠語で靴を作るとは相手をあの世へ送ると言う意味がある。

 最後のおまけの映像でウィーゼルトンはMr.ビックの手下の北極クマに、車のトランクに押し込まれる。

◇ゾウはネズミが苦手

ベルウェザー元副市長は『羊たちの沈黙』のコスプレ。笑

など、隠れネタも満載です。

2回目以降の鑑賞で探してみるのも楽しいですよ!

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