5歳と2歳の子連れ、大人2人・子供4人で挑む地中海クルーズ旅行記。
第4弾は、いよいよ船を降りて観光へ繰り出します!
ここまでの「船内生活」は快適そのものでしたが、寄港地観光となると話は別。 灼熱の太陽、ガタガタの石畳、そして子供たちの「抱っこ〜!」攻撃…。
今回は、 DAY3:白と青の絶景「ミコノス島(ギリシャ)」 DAY4:世界遺産「エフェソス遺跡(トルコ)」
この2カ国の観光レポをお届けします。
- ベビーカーでテンダーボート(小型船)に乗れる?
- 遺跡観光に2歳児を連れて行っても大丈夫?
- トルコ名物「伸びるアイス」の値段は?
キラキラした写真の裏側にある、ママたちの「汗と涙のリアルな奮闘記」をご覧ください(笑)。
【DAY3】ギリシャ・ミコノス島へ上陸!
9月21日(日)
14:00 ミコノス島到着 お昼過ぎ、船はギリシャのミコノス島沖に到着しました。
窓の外を見ると、白い壁と青い空! これぞエーゲ海!という景色にテンションが上がります。
有料シャトルボートでの移動
- エクスカーション申込:エクスカーションデッキで申込しました。
- 前日:部屋にチケットが置いていあります。
- 当日:下船後、ボート乗り場まで2、3分歩きます
- シャトルボート乗船:ベビーカーは畳まず利用できました
YURIE歩いたりするのは無理!
有料のシャトルボートに乗ることをおすすめです。
【子連れポイント】
ボートに乗っている時間は15〜20分程度ですが、船酔いしやすい子は注意。
景色が見える窓側に座らせて気を紛らわせましょう。




接岸して下船できました。笑




「観光税」ひとり€20!?
無事に陸に上がったところで、予想外の出費が。
「Sustainable Tourism Program(持続可能な観光プログラム)」
2025年7月27日よりギリシャ政府は持続可能な観光プログラムの一環としてギリシャの港を訪れるすべてのクルーズ乗客観光客に対して風を導入します。
【時期は6月1日〜9月30日】
- ミコノス島及びサントリーに島の港お一人様あたり:20ユーロ
- その他のギリシャの港、お一人様あたり:5ユーロ
なんと、入島税のようなもので一人20ユーロ(約3,600円)かかりました! ×3人分で60ユーロ…。
円安の今、地味に痛い出費です。
MSCが立替て支払ってくれているので、私たちはMSCへ支払います。



タイミング悪い💦
ミコノス・タウンを散策
気を取り直して、白い迷路のような街「ミコノス・タウン」を散策します。
- 白い壁と石畳: どこを切り取っても絵になります! ママたちは写真を撮りまくりたい。 でも、子供たちは「迷路だー!」と走り回る。 道が狭く、人も多いので迷子には要注意です。
- お土産探し: 可愛いアクセサリーショップがたくさん!6年前に来た時に購入したアクセサリー屋さんがまだあったので 自分用に9ユーロのネックレスを購入しました!
- 有名な観光スポット:カトミリの風車
21:00 シャトルボートで帰還
夕日が沈む美しい景色を目に焼き付け、再びボートで船へ。
滞在時間は短かったですが、白い街並みを歩けただけで大満足です。


















【DAY4】トルコ・クシャダスで世界遺産へ
9月22日(月)
9:00 クシャダス入港 翌朝、船はトルコのクシャダスに到着。
国境を越えてトルコに来ちゃいました!
今日はガッツリ観光の日。
「古代都市エフェソス観光ツアー(4時間)」に参加します。
ツアー料金と内容
大人:$107
子供:$75
合計:$182(約27,000円)
バスで遺跡まで連れて行ってくれるので、子連れには楽ちん。
ベビーカーもバスに積んで行きました。
バスの中でガイドさんの説明(英語)を聞きながら、いざ世界遺産へ!
バスの中はとても寒かったので防寒具、必須です!!私は常にウルトラライトダウンを持ち歩いてます。
2歳と歩く「エフェソス遺跡」のリアル
エフェソス遺跡は、ローマ時代の都市がそのまま残る壮大な遺跡です。
が、子連れ目線で見ると… 「日陰なし・足元ガタガタ・とにかく広い」 という過酷な環境(笑)。
【子連れ遺跡攻略のポイント】
- ベビーカーは便利だが…: 石畳がボコボコでタイヤが取られそうになります。 でも、1時間歩き続けるのは2歳児には不可能。 ガタガタ道に強いしっかりしたベビーカーか、いざという時の抱っこ紐の準備を。
- 暑さ対策: 石の照り返しが凄まじいです。 帽子、サングラス、そして水分補給は絶対に忘れずに。
- 子供の興味: 「昔の図書館だよ」と言っても2歳児にはただの石(笑)。 「猫ちゃんがいっぱいいるね!」と、遺跡に住み着いている猫を探しながら歩かせると楽しんでくれました。



足元がガタガタすぎたので、ベビーカーを押すのではなく引く力で移動したほうが楽でした!
なので私は後ろ向き歩きでした。笑










トルコ絨毯のお店へ
ツアーのお約束、「トルコ絨毯工場」の見学もありました。
唯一日本がお話ができる営業さんが色々と説明をしてくれました
職人さんが織っているところを見学し、その後は商談タイム。
美しい絨毯が空を飛ぶように広げられるパフォーマンスは圧巻!
子供たちも楽しんでいましたが、 流石に購入はお断りいたしました。笑
クシャダスの港周辺散歩!子供達が喜んでいた公園も!
港には、巨大なMSCのロゴや、「Kuşadası」と書かれたフォトジェニックなモニュメントがあります。
これがもう、本当に素敵なんです!
青い空、紺碧の海、そして巨大なクルーズ船をバックにした写真は、まさに旅の最高の記念になりました。














トルコ名物!伸びるアイスに翻弄される
トルコに来たら絶対にやりたかったこと。
そう、「トルコアイス(ドンドルマ)」です!
屋台のお兄さんが、アイスを渡すと見せかけてひっくり返したり、取らせてくれなかったり。
あのパフォーマンスを体験しに行きました。




子供たちの反応は?
- 5歳娘: 「取れない〜!なんで〜!」と大爆笑しながら楽しんでいました。
- 2歳息子: アイスが目の前にあるのに貰えない状況に、ニヤニヤ楽しんでました。 最後は無事にゲットできてニコニコでした。
【お値段】 アイス2つで10ユーロ(約1,600円)。
観光地価格ですが、あのパフォーマンス込みならエンタメ代としてアリですね!



あれぇ??ってニヤニヤして楽しそうだった子供たち。
長男のコーンの中身を確認している姿が可愛いかったです。笑
船に戻ってリラックスタイム
15:30 14階デッキで軽食 暑さと歩き疲れでヘトヘトになりながら船に帰還。
冷房の効いた船内に入った瞬間の「生き返った〜!」感はたまりません。
遅めのランチとして、14階のビュッフェで軽食を。
トルコ料理もいいですが、やっぱり船のいつもの味が落ち着きます。
部屋に戻ってシャワーを浴びて、さっぱり。
コネクティングルームのドアを開けて、子供たちを遊ばせつつ、親はベッドでゴロゴロ。
この「観光から帰ってすぐ休める」のがクルーズ旅行の最大のメリットですよね。
まとめ:子連れ遺跡は「無理しない」が鉄則
ギリシャとトルコ、2カ国を駆け抜けた2日間。 正直、2歳児を連れての遺跡観光は体力勝負でした。
- 遺跡は「抱っこ」の覚悟を:ベビーカーは荷物置き場と割り切り、ヒップシートなどがあると便利。
- 現地の「観光税」:予期せぬ出費があります・・・。
- アイスはエンタメ:子供が泣いても笑っても、いい動画が撮れます(笑)。
さて、次回は クルーズ後半戦、「サントリーニ島(ギリシャ)」と「ナポリ(イタリア)」編です。
- サントリーニ島名物「ロバ」に乗って階段を登る!?
- 絶景のイアの街で迷子になりかけた話
- ナポリからポンペイ遺跡への大移動
まだまだ続くドタバタ珍道中、お楽しみに!















