【サントリーニ】子連れでクルーズ旅行!絶景のイア散策&ナポリでポンペイ遺跡へ【MSC地中海クルーズ⑤】

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2025/9/23、25

旅先で一番ギリシャが好きな、 39歳シングルマザーのYURIEです。

5歳と2歳の子連れ、大人2人・子供4人で挑む地中海クルーズ旅行記。

第5弾は、この旅一番のハイライトと言っても過言ではない絶景スポットへ!

DAY5:白と青の楽園「サントリーニ島(ギリシャ)」

DAY7:ピザと歴史の街「ナポリ(イタリア)」

ポスターや絵葉書でしか見たことのない、あの美しい景色の中に子供たちと立っているなんて…。

想像するだけでエモいですが、現実はやっぱりドタバタです(笑)。

  • サントリーニ島名物「ロバタクシー」に2歳児は乗れる?
  • 断崖絶壁の街、ベビーカーでの移動はどうする?
  • ナポリからポンペイ遺跡へ、4時間のガチ観光!

感動の絶景と、ママたちの筋肉痛が入り混じる、濃密な2日間の観光レポをお届けします!


目次

朝6時起き!憧れのサントリーニ島へ

テンダーボート
テンダボートの様子

9月23日(火)

6:00 起床 おはようございます。

このクルーズの中で一番早起きの日です。

なぜなら、サントリーニ島は超人気観光地。

モーニングサービスの時間外だったため、朝食は14階のブッフェでいただきました!

8:00 テンダーボートで上陸

サントリーニ島は大型船は接岸できません。

「テンダーボート(小型船)」の出番です。

イアの港に到着し私たちはツアーバスを予約していたので、バスで楽々と頂上の街へ向かいます。

YURIE

入り口は大変混雑します。
ベビーカーはエレベーターで4階入り口へ降りていくしかないので、出る時は少し大変かもしれません。

またもや徴収!「持続可能な観光プログラム」

ここでも支払いました。

「Sustainable Tourism Program(持続可能な観光プログラム)」

 一人20ユーロミコノス島と同じく

美しい景観を守るためとはいえ、家族分合わせると結構な出費。

サントリーニ島へ行く方は、この「見えない入場料」を予算に入れておいてくださいね。


青と白の世界!イア(Oia)ビレッジ散策

バスに揺られて到着したのは、島の北端にある「イア(Oia)」という街。

ガイドブックでよく見る、あの「青いドームの教会と白い壁」の景色がある場所です。

YURIE

サントリーニで私のお気に入りの場所です

MSCエクスカーション(ツアー)を利用

エクスカーション「イアビレッジ観光」

大人:$83

子供:$59

合計:$142(約21,000円)

少しお高いですが、港からの移動手段を確保できる安心代です。

10:00 街歩きスタート

バスを降りると、そこは別世界!

真っ白な建物が迷路のように連なり、どこを見ても海!空!白! 「キレイ〜!!」とママたちのシャッターを押す指が止まりません。

ただ、現実は…すごい人混み&日差し!

サントリーニは道幅が狭い&階段だらけなので、ベビーカーは諦めて置いて来ました。

子供たちが迷子にならないよう、エアタグもつけ手をしっかり繋いで歩きます。

ギリシャの可愛いアクセをゲット

散策中に見つけた可愛いアクセサリー屋さん。

先日のミコノス島に行った時に、自分のだけを購入していたら子供たちがいいなぁ欲しいなぁ。

と言うので、サントリーに島でも同じお店を見つけたため、子供たちと実母へのお土産として3つ購入しました。

ギリシャらしい可愛いアクセサリーに一目惚れ!

  • 長女:18ユーロ
  • 長男:9ユーロ

子供達とお揃いで購入しました。

さらに、一緒に行ったお母さんへのお土産(10ユーロ)もゲット。

旅先で買うアクセサリーって、帰国してからも見るたびに思い出が蘇るので良いですよね。

絶景カフェでビール休憩

11:00 ビールタイム

暑さと人混みに疲れたら、景色の良いカフェで休憩です。

冷えたビールが染みる〜! 子供たちはジュースで乾杯。

美しいエーゲ海を見下ろしながらの一杯は、間違いなくこの旅のハイライトの一つでした。

イア(Oia)観光は1時間位しかなかったので、まだまだ回りたいところがたくさんあったんですが残念です。

この後ツアーバスでフィラ(Fira)のほうに移動です。


フィラ(Fira)の街並みも可愛い

【衝撃体験】サントリーニ名物「ロバ」に乗ってみた!

フィラ(Fira) ドンキー

サントリーニ島といえば、崖下の港から街までを結ぶ「ロバの道」が有名です。

名物の「ドンキー(ロバ)タクシー」

せっかく来たんだから体験したい!ということで、子供たちと一緒に挑戦してみました。

そう意気込んで、5歳の長女と2歳の長男と一緒に挑戦したのですが……。

結論から言うと、優雅な観光のつもりが「ガチの筋トレ修行」になってしまいました(笑)。

サントリーニ島名物「ドンキータクシー」とは?

サントリーニ島のフィラ(Fira)の街は、断崖絶壁の上にあります。

クルーズ船などからテンダーボートでオールドポート(港)に着いたあと、街へ行く方法は主に3つ。

  1. ケーブルカー(激混み)
  2. 徒歩で階段を登る(約600段!過酷)
  3. ドンキー(ロバ)タクシーに乗る

今回は、旅の思い出作りに「3. ロバタクシー」を選びました。

ロバタクシー詳細
  • 料金:5ユーロ × 2人分
  • 所要時間:約20〜30分
  • ルート:港と街を結ぶ石畳の階段

ドンキータクシーは現金オンリー!!カードは使えません!

YURIE

現金が足りず、子供たちのみ!母はひたすら歩きました。

ドンキーの乗馬が思った以上に…スリリング!!

  • 揺れる!:一歩一歩が力強いので結構ガクガク揺れます。
  • 高い!:視点が高くなるので、横を見ると断崖絶壁で怖い(笑)。
  • 匂う!:動物なので多少の匂いはご愛嬌。

2歳長男、まさかのリタイア宣言

最初はキョトンとしていた2歳の長男。 揺れの激しさと高さに徐々に顔がこわばり始め……

「こわい!!おりるぅぅぅーー!!(泣)」

まさかの乗車拒否。 せっかくお金を払ったのに!まだ登り始めたばかりなのに!

しかし、泣き叫ぶ子供を無理に乗せるわけにもいきません。

ロバ使いのおじさんに合図を送り、長男だけ降ろすことに。

ここからが、母(39歳)の地獄の修行タイムの始まりでした。

母、長男を抱っこして階段を駆け降りる

ロバに 置いていかれるわけにはいかないので、私は15kg超えの長男を抱っこ紐なしで抱え、ロバのスピードに合わせて階段を降る羽目に!

  • 足元はロバのフンだらけ(避ける!)
  • 急な石段の下り坂
  • サントリーニ島の強い日差し
  • 腕の中には15kg超えの長男

「待ってぇぇ〜〜(ゼェゼェ)」

優雅なロバの旅のはずが、汗だくでフンをよけながら、必死にロバを追いかける母。

約20分間、子供を支えながら必死に歩き続けました。

街に着いた頃には、久々に膝が笑うほど足がガクガク震えていました(笑)。 

これ、完全なる苦行……いや、いい運動になりました!

YURIE

最後らへん足の力が入らず、転びそうでした。笑

【注意点】

ロバは気まぐれなこともあるので、小さいお子さんと乗る時は大人がしっかり支えてあげてください。 そして、道にはロバの落とし物(フン)がたくさんあるので、汚れてもいい靴で行くのが鉄則です!

フィラ(Fira) ドンキー

16:00 MSCディヴィーナへ帰還 ロバとお別れして、再びテンダーボートで船へ。

部屋に戻って17:00から仮眠タイム

この後も夜のイベントが続くきます・・・笑


【DAY7】ナポリ到着!ポンペイ遺跡へGO

終日航海日(DAY6)を挟んで、クルーズ7日目はイタリアのナポリに入港。

ナポリといえばピザですが、私たちは歴史のお勉強へ。

2日前のトルコ・エフェソス遺跡に続き、2つ目の世界遺産ツアーです。

11:00 ナポリ入港 お昼前のゆっくり到着だったので、朝はのんびりできました。

12:15 ポンペイ遺跡観光ツアー

エクスカーション「ポンペイ遺跡観光ツアー」

大人:$84

子供:$60

合計:$144(約21,500円

こちらもMSCのエクスカーションを利用して、バスでポンペイ遺跡へ向かいます。

2歳児 vs ポンペイ遺跡(石畳リベンジ)

ポンペイは、火山の噴火で一瞬にして埋まってしまった古代ローマの街。

歴史的にはものすごく興味深い場所なのですが…。

子連れ目線での感想は、 「ベビーカーが押しずらい!」

大きな石がゴロゴロしている石畳なので、ベビーカーを押すのはまさにオフロード走行。

タイヤがハマって動かなくなること数回。

サン・ロレンツォ・マッジョーレ聖堂

街中に突如現れる遺跡の数々。

ツアー中、子供たちは探検みたいで、楽しいと興味津々に見ていました。

時間も限られているため外観を見て説明を聞いて次の遺跡へと忙しいです。笑

サン・ロレンツォ・マッジョーレ聖堂は聖堂の下にある遺跡を見学できるところです!

ここはベビーカーを置いて見学します。

長男も最初はぐずぐずしていましたが、姉の真似をして探検ごっこしてる気分でどうにか乗り越えることができました。

ナポリ

旅の最後はお土産タイム!ナポリで選んだものと「まさかの宝物」

遺跡観光を終え、解散場所までの空き時間はいよいよお土産タイムです。

日本で待つ家族や友人へのお土産も、ここでまとめて購入しました。

今回のお買い物総額は、84ユーロ

その内訳と、思わぬエピソードをご紹介します。

子供たちが選んだ「10ユーロ」の使い道

お土産

「ひとつずつ好きなものを選んでいいよ」と伝えると、子供たちはそれぞれぬいぐるみを選びました。

価格はどちらも10ユーロ(約1,800円)です。

  • 長女(4歳):可愛らしいマーメイドのぬいぐるみ
  • 長男(2歳):なんとも言えないただの「魚」のぬいぐるみ

長女のマーメイドは作りもしっかりしていて、「うん、10ユーロなら納得!」というクオリティ。

しかし、長男が握りしめているのは、正直「え、これで10ユーロ…?高く…ない?」と思ってしまうような、素朴すぎる魚のぬいぐるみでした(笑)。

でも、子供の感性はわからないものです。

あんなに「高いなぁ」と思っていたこの魚。

実は帰国後の今(12月)、長男が毎日寝る時に抱きしめてベットに行く「一番のお友達」になっているんです!

まさかこの魚が、ここまで愛される存在になるとは、買った時は夢にも思いませんでした。

親の価値観だけで決めつけず、子供が「欲しい!」と言ったものを尊重して買ってあげて本当によかったなぁ、としみじみ感じています。

ナポリ土産は何がおすすめ?「ばらまき」問題の解決策

イタリア・ナポリのお土産といえば、以下のものが定番です。

  • イタリアらしい陽気なデザインの雑貨
  • リモンチェッロ(レモンのお酒)

ただ、ここで一つ問題が。 「会社やママ友に配るような、個包装の『ばらまき土産』が全然ない!」

海外のお土産屋さんあるあるですが、日本のような気の利いた箱菓子はなかなか見つかりません。

そこで私が選んだのは、ナポリ名物「レモン」尽くしのアイテムたちです。

今回購入したお土産リスト

レモン石鹸:爽やかな香りで万人受けします

レモンキャンディー:これなら小分けにして配れる!

レモン柄のハンカチ:自分用や実家の母へ

ナポリはレモンの産地としても有名なので、レモンモチーフのアイテムが豊富でした。

特にキャンディーや石鹸は、パッケージも可愛くて配りやすいので、ママさんたちへのお土産におすすめですよ。



まとめ:絶景と歴史と、母の筋肉痛

サントリーニ島の「青と白の絶景」と、ポンペイ遺跡の「茶色の歴史」。

対照的な2つの場所でしたが、どちらも強烈な思い出になりました。

【今回の教訓と攻略法】

  1. サントリーニ島は朝イチ勝負!:混雑回避のためには早起き必須。
  2. ロバは最高のエンタメ:5ユーロで体験できるアトラクションだと思えば安い!汚れてもいい靴で。
  3. ポンペイの石畳は強敵:ベビーカーはB型の軽いものより、タイヤの大きいしっかりしたものがおすすめ。抱っこ紐あったら便利です。
  4. 子供の機嫌はお土産で取る:現地で買ったおもちゃやぬいぐるみは、その場の特効薬になります(笑)。

さあ、楽しかったクルーズ旅行もいよいよ終わりが近づいてきました。 次回はついに最終回

「下船から帰国まで&かかった費用大公開」編です。

  • スムーズな下船の方法は?
  • ローマから羽田への帰国フライト(ITAエアウェイズ)
  • 【総額公開】 大人1人+子供2人でいくらかかった?
  • 子連れクルーズに持って行ってよかったものリスト

これからクルーズを検討している方が一番知りたい「お金」と「準備」の話で締めくくります。

最後までお見逃しなく!


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