2026年2月現在、中国のスキー場が「餃子状態」と呼ばれるほど異例の混雑を見せているのをご存知でしょうか。
SNSでは「鍋に入れられた餃子のようで滑る気すら起きない」という嘆きの声が相次いでいます。
なぜ今、これほどまでに人が殺到しているのか、その背景には日中関係の緊張や国内レジャー需要の急増といった意外な理由がありました。
今回は、中国のスキー場が激混みしている原因や、気になる「餃子状態」の意味について詳しくまとめました。
中国のスキー場が「餃子状態」で滑れない?「餃子状態」とはどういう意味?
「餃子状態」という言葉、日本人には馴染みが薄いですが、中国ではある状況を指す有名なネットスラングです。
- 言葉の由来:鍋に大量の餃子を投入して茹でている様子
- 意味:人影で埋め尽くされ、身動きが取れないほど混雑している状況
- ニュアンス:日本の「芋洗い状態」に近い表現
特にゲレンデがカラフルなウェアを着た人々で埋め尽くされている様子が、まさに「茹でられている餃子」に見えることから、今回のスキー場騒動で一気に拡散されました。
なぜ北海道じゃない?中国のスキー場が激混みしている3つの理由
これまで中国の富裕層スキーヤーといえば、北海道のニセコや長野の白馬が定番でした。
しかし、2026年はその流れが大きく変わっています。
1. 政治的緊張による「国内シフト」の影響
日中関係の緊張を背景に、日本旅行を控える動きが強まり、これまで海外へ向かっていたスキーヤーが一斉に目的地を国内(吉林省や黒竜江省など)へ変更しました。札幌への予約が前年度比62%減というデータもあり、その分の需要が国内に滞留しています。
2. 冬のレジャー需要の爆発的増加
中国国内のスキー場利用者数は1億1,800万人を超え、前年度比で89%も増加しています。特に冬季五輪の盛り上がりを経て、若者の間でウィンタースポーツが「ステータス」として定着したことも大きな要因です。
3. 圧倒的な宿泊施設不足
需要の急増に対し、主要リゾート地のホテル供給が追いついておらず、予約が全く取れない状況が混雑に拍車をかけています。
現地の混雑状況は?SNSでの反応と「滑る気すら起きない」嘆きの声
現地の2月15日時点の様子を調査すると、初心者ゲレンデやリフト待ちは凄まじいことになっています。
- 「リフトに乗るまで2時間待ち。まさに修行」
- 「ゲレンデが人で埋まっていて、衝突事故が怖くて滑れない」
- 「景色は綺麗だけど、人は鍋の中の餃子そのもの」
このように、SNS上では「せっかく行ったのに滑れなかった」というネガティブな投稿が目立ちますが、それでもなお「今行くべきスポット」として注目され続けています。
まとめ
中国のスキー場が「餃子状態」と言われるほどの激混みを見せている背景には、国際情勢による目的地変更と、爆発的な国内レジャー需要の拡大がありました。
- 「餃子状態」は身動きが取れない混雑を指すネットスラング
- 日本への旅行客が激減し、国内スキー場へ需要が集中
- 利用者数は前年比89%増と、空前のスキーブームが到来
2026年2月現在、冬季五輪の余韻もあり、この混雑はしばらく続くと見られています。
現地の最新状況や、さらなる理由についても分かり次第ご紹介します。

