街中で見かけるようになった赤い看板の『ゼッテリア』。
今まで慣れ親しんだロッテリアと名前やロゴが似ていますが、一体何が違うのでしょうか?
実は、運営会社の変更や看板メニューのコンセプトに大きな秘密が隠されています。
この記事では、ロッテリアとゼッテリアの違いについて、メニュー構成、価格設定、そして店舗の雰囲気など、あらゆる角度から比較して分かりやすく解説します。
どちらのお店に行こうか迷っている方は必見です。
早速、その全貌について詳しく調べました。
運営会社と名前の由来におけるロッテリアとゼッテリアの違い

まず最初に押さえておきたいのが、なぜ新しいブランドが誕生したのかという背景です。
ここを知ると、ロッテリアとゼッテリアの違いがより明確に見えてきます。
ゼンショーホールディングスによる買収劇
長年、ロッテグループのファストフード事業として愛されてきたロッテリアですが、2023年4月に大きな転換期を迎えました。
「すき家」や「はま寿司」などを展開する外食最大手、ゼンショーホールディングスがロッテリアの全株式を取得し、傘下に収めたのです。
この買収により、ロッテリアはゼンショーグループの一員となりました。
つまり、経営母体がロッテからゼンショーへと変わったことが、すべての変化の始まりです。
ただし、すべての店舗がすぐに変わるわけではなく、既存のロッテリアとして営業を続ける店舗と、新しいコンセプトであるゼッテリアに生まれ変わる店舗が存在しています。
ゼッテリアというネーミングに込められた意味
では、なぜ「ゼッテリア」という名前になったのでしょうか。これには2つの意味が含まれていると言われています。
1つ目
運営会社である「ゼンショー(Zensho)」と「ロッテリア(Lotteria)」を掛け合わせた造語であるという点です。ゼンショーグループの強みである食材調達力や運営ノウハウを、ロッテリアのブランドに融合させるという意思表示とも受け取れます。
2つ目
看板メニューである「絶品バーガー」の「ゼッ(Ze)」と、カフェテリアの「テリア(teria)」を組み合わせたという意味です。
メイン商品を店名に冠することで、何が売りのお店なのかを明確にする狙いがあります。
このように、ロッテリアとゼッテリアの違いは、単なる名前の変更だけでなく、ブランドコンセプトの再構築という意味合いが強く含まれているのです。
看板メニューに見るロッテリアとゼッテリアの違い
利用者が一番気になるのは、やはり「メニューに違いがあるのか」という点でしょう。
実際に店舗を調査してみると、ラインナップには明確な差別化が図られていることがわかります。
ゼッテリアの主役は絶品バーガー
ゼッテリアのメニューの中心に位置するのは、店名の由来にもなっている「絶品バーガー」シリーズです。
もともとロッテリアでも人気商品だった「絶品チーズバーガー」をさらに進化させ、「絶品グランチーズバーガー」などの名称で展開しています。
ゼッテリアの特徴として、ゼンショーグループが持つ調達網を生かした「フェアトレードコーヒー」の提供も挙げられます。
カフェテリアとしての利用も想定しており、バーガーとコーヒーでゆっくり過ごすスタイルを提案している点が、従来のファストフード店とは少し異なる印象を与えます。
また、パティの肉肉しさやバンズの食感にもこだわりが見られ、ロッテリアとゼッテリアの違いを味覚で感じることができるでしょう。


ロッテリアといえばエビバーガー
一方で、既存のロッテリアには、長年のファンが多い「エビバーガー」や「リブサンドポーク」といったクラシックな人気メニューが健在です。
ゼッテリアでも一部のエビバーガー類は取り扱われていますが、メニューの主軸はあくまで肉厚なビーフバーガーに置かれています。そのため、「今日は昔ながらのエビバーガーが食べたい」という気分の時はロッテリアを、「新しい肉感のあるバーガーを試したい」という時はゼッテリアを選ぶ、といった使い分けができるようになっています。
さらに、サイドメニューや期間限定のスイーツなどに関しても、両者で異なるキャンペーンが行われることが多いため、公式サイトなどで最新情報をチェックすることをおすすめします。

店舗の雰囲気や注文スタイルから見る違い
お店に入った瞬間の雰囲気や、注文システムにもいくつかの違いが見受けられます。
ゼッテリアの店舗デザインは、オレンジや赤を基調としつつも、少しモダンで落ち着いた「カフェテリア」のような内装が特徴的です。
一方、ロッテリアは親しみやすいファストフード店の明るい雰囲気を維持している店舗が多く見られます。
また、注文システムに関しては、ゼッテリアの多くの店舗で「券売機(またはセルフオーダー端末)」が導入されています。
これはゼンショーグループが得意とする省人化・効率化のノウハウが生かされている部分と言えるでしょう。
対面カウンターでの注文が基本のロッテリアに対し、自分のペースで画面を見ながら注文できるゼッテリアは、急いでいるビジネスパーソンや、じっくりメニューを選びたい人にとって利便性が高いと言われています。
店舗数は現時点ではロッテリアの方が圧倒的に多いですが、今後改装のタイミングでゼッテリアへの転換が進む可能性も考えられます。
ご自身の生活圏内にどちらの店舗があるか、探してみるのも面白いかもしれません。
まとめ:ロッテリアとゼッテリアの違いを知って楽しもう
ここまで、ロッテリアとゼッテリアの違いについて詳しく解説してきました。
主な違いを整理すると以下のようになります。
運営母体の変化 ロッテリアはロッテ創業だが現在はゼンショー傘下。
ゼッテリアはゼンショー色を強めた新業態。
看板メニュー ロッテリアはエビバーガーなどの定番が豊富。
ゼッテリアは絶品バーガーとフェアトレードコーヒーが主役。
注文スタイル ゼッテリアは券売機などのセルフオーダー導入が進んでいる。
名前は似ていますが、それぞれに異なる魅力と強みがあることがわかりました。
ゼンショーグループの食材調達力を活かしてコストパフォーマンスを追求するゼッテリアと、長年の愛されメニューを守り続けるロッテリア。
「今日はどっちの気分かな?」と悩みながらお店を選ぶのも、これからの楽しみ方の一つになりそうです。
ぜひ実際に足を運んで、その違いをご自身の舌で確かめてみてください。
季節の変わり目ですので、美味しいバーガーでスタミナをつけて、体調にはくれぐれもお気をつけくださいね。

