2024/8/5
「北海道はでっかいどう!」……この言葉の重みを、まさか自分が運転する車の中で痛感することになるとは思いませんでした。
2024年8月5日。育休最後のビッグイベントとして企画した「青森ねぶた祭」への旅。
38歳シングルマザー、4歳の長女、1歳の長男というワンオペ3人旅は、北海道・室蘭からの大移動で幕を開けました。
函館までのロングドライブで既に疲労困憊の私を救ってくれたのは、意外にも「フェリー移動」だったのです。
この記事では、津軽海峡フェリー「ブルーハピネス」での過ごし方や、子連れに嬉しい設備情報、そしてなぜフェリーがワンオペ旅の最強の味方なのかを、実体験をもとに徹底レポートします。
これから北海道・青森間の移動を考えているパパママ、必見です!
北海道→青森へ!大本命のねぶた祭に間に合うか?
函館まで3時間の長距離運転!ワンオペママの疲弊とフェリーへの期待
ねぶた祭に備えて、本当はもっと早く青森に到着したかったのですが、北海道はやはり広大でした。
宿泊していた室蘭から函館のフェリー乗り場までは、予定では2時間40分。しかし、高速道路が使えない区間があったため、結局3時間ほどかかりました。朝からの運転でこの時点で既に疲弊…。フェリーに間に合うかドキドキしながらの移動でした。
「早く船に乗って、運転から解放されたい!」
この時のフェリーへの期待が、どれほど大きかったか!これが、長距離移動でフェリーを選ぶ最大の理由の一つかもしれません。
津軽海峡フェリー「ブルーハピネス」へ!車で改札通過で楽ちん🎶
”津軽海峡フェリー” 乗場に到着して
子連れドライブ旅で一番大変なのが、「車から降りて手続きをする」ことではないでしょうか?
子供をチャイルドシートから下ろし、手をつなぎ、荷物を持ち、カウンターに並ぶ……考えただけで汗が出ます。
しかし、津軽海峡フェリーは「スマートチェックイン」が可能!
予約時のQRコードを車のままゲートにかざすだけで受付完了なんです。
11:50ごろブルーハピネスへ乗船!

スマートチェックインゲートで受付。
色んなフェリーに乗ったけれど
車で改札ゲート通過するから
大人1人でも余裕な乗船✨
我が家は大助かり。

受付が済んだら
フェリーへ入場する時間まで一列に並んで待機。
この時に船内に持っていく荷物の整理。
あとは指示を待ち移動し、車で乗船!
アラフォーだけど
この乗り込む瞬間って
毎回ワクワクするのよね。笑

駐車場から客室へは、エレベーターで移動できます。
ここ、超重要ポイントです!
1歳児を抱っこして、4歳児の手を引き、荷物を持つ……なんて無理。
愛用のベビーカーに長男と荷物を乗せて、スイスイ客室フロアへ上がれました。
受付後は、乗船時間まで待機列に並びます。この時間に、船内に持ち込む「お世話セット」の最終確認。
- オムツ&おしりふき
- 飲み物&おやつ
- ベビーカー
- 暇つぶしグッズ
準備が整い、係員さんの指示に従って車ごと船のお腹の中へ!
フェリー代金はトヨタノアと大人1名、未就学児2名で26,140円でした!

席は”スタンダード”にしました。
歩き回る子供がいるので
席を予約しても座れる訳ないですからね。

乗船時間は3時間40分。
最初の1時間くらいは船内を散歩したりして
遊んだりしていました。
ちょっとした遊びもありますが
すぐに飽きますよね。

外の甲板にも出ることができました!
風も強いですし
長男が落ちないか心配でサクッとしか
散歩できていませんが。
ママの休息と、人の温かさに触れる時間
散歩で体力を削ったおかげか、長男が眠そうにし始めました。
ベビーカーに乗せて船内をグルグル回っていると……寝かしつけ成功!
「よし、今のうちに私も休もう」 今夜はねぶた祭、そしてその後の移動と長い夜になります。
ここで体力を回復させなければ!
長女には「ママの横でお絵描きしててね」と伝え、雑魚寝スペースで仮眠を取ることに。
……ハッと目が覚めると、長女がいません。
慌てて起き上がると、なんと隣に座っていた老夫婦と楽しそうにお話ししているではありませんか!
一緒にぬりえをして遊んでくれていたのです。
孫みたいで可愛いわぁ」と言ってくださり、本当に感謝。
ワンオペで張り詰めていた心が、人の温かさでフッと緩んだ瞬間でした。
我が子は人見知りを全くしないので、どこでも順応してくれますが(誘拐されないか心配になるレベルですが…)、こうして誰かと触れ合う時間も旅の醍醐味ですね。
何より、「私が運転に集中しなくていい」というのは、フェリーならではのメリットです。

我が子達は全く人見知りをしないので
どこでも順応しますが
誘拐されないか心配になりますが・・・。
子供達はフェリーにも乗れて
私もこの時間は運転に集中しなくても
良いので気楽に過ごせました
子連れに嬉しい「船内お土産屋さん」
船内にはお土産屋さんがあり、暇つぶしがてら青森のお土産をゆっくり選ぶことができました。
小さい子どもがいると、現地のお土産屋さんでゆっくり見るのはまず不可能。
またお土産屋さんに寄ることが子連れだと大変なのでお土産屋さんを諦めることも、、、。
移動中に買い物を済ませられるのは、本当に助かるポイントでした。
まとめ:フェリー移動はワンオペ旅の休憩時間!
北海道から青森への大移動。 最初は「間に合うかな」「運転疲れるな」と不安ばかりでしたが、津軽海峡フェリーを選んだことで、親子の笑顔を守ることができました。
- 運転しなくていい解放感
- 足を伸ばして寝られる畳スペース
- 子供が少し騒いでも許される空気感
- 移動しながらお土産も買える効率の良さ
これらは、飛行機や新幹線、ましてや車だけの移動では得られないメリットです。
もし、小さなお子さん連れで北海道〜本州の移動を考えているなら、迷わずフェリーをおすすめします!
ママの体力が温存できますよ(笑)。
さて、船でしっかり体力を回復した私たち。
いよいよ次回は、この旅の大本命「青森ねぶた祭」への参戦レポートです!
人混みの中でベビーカーは使えるの? 子供たちの反応は? 熱気あふれるお祭りの様子を、ワンオペ目線で詳しくお伝えします。
「青森ねぶた祭!子連れ参戦のリアル」へ続きます。
ぜひ次も読んでいただけると嬉しいです!




